
随想
2026.11.03·読了目安 41 分
4大AI企業がrobots.txtの学習オプトアウト標準で合意、それでも個人サイトが「ただ乗り対策」を手放すべき理由
2026年10月30日、OpenAI、Google、Microsoft、Anthropicの4社は、robots.txtをベースにした企業横断のAI学習オプトアウト共通トークン「__usage_ai-training」への支持を異例の足並みで表明しました。しかしこの仕様は、検索クリックを直接奪うリアルタイムRAG(グラウンディング)を対象外としているうえ、最大30%にのぼる規約無視クローラーや住宅用プロキシ経由のスクレイピングを防ぐこともできません。従来のPC向けWebトラフィックの時代が幕を閉じた今、linux.doのように生身の人間の高密度な対話が蓄積されるコミュニティを運営しているのでない限り、個人開発者や個人ブロガーが数百行のブラックリストに固執するメリットはほぼ皆無です。むしろ検索・AI・人間の読書体験すべてに対してコンテンツを全面的にオープンにし、真の競争優位性(モート)は収益化しやすいプロダクトそのものに築くべきでしょう。
